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数学オリンピック。10代の快挙は東京オリンピックだけでない話。

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 東京オリンピックの女子スケートボードで13歳の西矢椛選手は金メダル、16歳の中山楓奈選手は銅メダルを獲得しました。10代の快挙で凄いですね。
 しかも西矢椛選手は、これまでの日本人の最年少金メダル記録を更新しました。今までは水泳・平泳ぎの岩崎恭子さんが持つ14歳でした。

 ところで10代の活躍は、東京オリンピックだけではありません。数学オリンピックでも日本の高校生の活躍が光っています。
 7月18日から24日までオンラインで行われました第62回国際数学オリンピック(IMO2021)で、日本人の代表全員がメダルを獲得しました。金1、銀2、銅3。日本の高校生おそるべしを世界に見せつけました。世界から619人が参加していますので快挙としか言いようがありません。
 国際数学オリンピック2021 日本代表全員がメダル、金1銀2銅3(高校生新聞 ONLINE)
 国際数学オリンピック参加生徒の成績及び文部科学大臣表彰受賞者等の決定について(文部科学省)

 数学オリンピックは、数学が得意な若き人材を発掘し、チャンスを与えるのが目的で創設されました。世界の高校生が集まって数学の問題を解きます。
 公益財団法人 数学オリンピック財団

 マスコミは、この快挙をもっと報道して欲しいと要望したいです。
 AIや機械学習などの普及により、今後、数学人材が必要とされていますし、ビジネス誌などでも数学人材の必要性を取り上げられています。
 それだけに、数学の世界で日本の高校生の活躍を見ますと、日本の未来は明るいという気分になりますね。
 他力本願の書き方になっていますが、私の頭では数学人材には遠く及びません。他力本願になりますが優秀な10代に未来を託します。

 ところで数学オリンピック。日本は1990年から参加しています。日本の参加のために奔走したのが数学者・秋山仁さんです。レゲエの数学者で有名ですね。
 秋山仁さんは、確率を使った「ナンパ必勝問題」をはじめ、興味を惹くような内容で、無味乾燥に思える数学を、わかりやすく説明しています。

 運動の世界でも学問の世界でも優れた才能を持った人は凄いです。しかし、それだけでは花を開く事がありません。
 生まれ持った才能を見出してくれる人。それを育ててくれる人。本人の尋常ならぬ努力。
 才能、尋常ならぬ努力。それを見抜いて育てる人。その三拍子が揃うのは凄い事ですね。

 10代の活躍をみますと、未来に明るい希望が見えますね。

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