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2016年8月26日は映画「君の名は。」の封切り。日本のアニメ人気の話。

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 今日で映画「君の名は。」が封切りされてから5年経ちました。早いですね。

 新海誠監督の映画で、東京に住む男子高校生(立花瀧)と岐阜県・飛騨に住む女子高生(宮水三葉)の体が入れ替わるというラブストーリーです。
 絵の綺麗な上、音楽のテンポの良いので、見ている方は、映画の世界に惹きこまれますね。
 ただ、私は原作は読んでいませんし、聖地巡礼もしていませんので、「君の名は。」について語ることはできません。

 長い前ふりが終わりました所で本題に入ります。
 「君の名は。」が封切りされた後、爆発的な人気になりました。日本人だけではありませんでした。日本在中の中国人の友人は「感動した」と言っていました。

 実際、中国でも「君の名は。」は上映され大ヒットしました。そんな体験をしたのが2017年の正月でした。正月休みを利用して中国・雲南省へ旅行へ行きました。
 雲南省・昆明から北京に向かう中国国際航空の機内で「君の名は。」が上映されました。封切されて4ヶ月で海外の航空会社でも上映されるので早いと思いました。
 中国語の字幕だったので、CAさんを呼んでイヤホンをもらい、日本語の音声で見ました。イヤホンという中国語を知らない上、漢字でないため、身振り手振りで伝えましたら、わかってもらえました。漢字で表記できない場合、意思疎通は難しいですね。
 無事、日本語で「君の名は。」を見る事ができましたが、映画の後半の盛り上がる場面の所で、着陸態勢に入ったため、上映が打ち切られました。ちょっと残念と思いました。

 ところで中国の場合、外国の映画を公開する際、当局による検閲があり改編などのため、中国で上映されるまで時間がかかります。しかし中国政府の思惑(アニメ産業育成の観点)から、異例の早さで「君の名。」の検閲を通したとも言われています。

 日本のアニメは世界でも人気ですが、中国も例外ではありません。ドラえもんは誰でも知っています。
 真偽は定かではありませんが温家宝・前首相が在職中に「うちの孫はウルトラマンばかり見ている」と嘆いていたという話があったようです。日本のアニメの影響力を象徴していますね。

 現在、中国のアニメ産業はどうなっているのか、わかりません。ただ、日本のアニメの質に劣らない物が登場しています。
 2017年に中国旅行した時、書店で日本のアニメを思わせるタッチの絵で描いた漫画を発見しました。ペンネーム・口袋巧克力(ポケットチョコレート)さんの作品でした。中国語が読めないのに思わず買ってしまいました。
 口袋巧克力さんの作品で青春学園が映画化され「中国版・君の名は。」と言われたようです。口袋巧克力さんは新海誠監督の作品に影響を受けた可能性はあるかもしれないですね。

 最後に余談ですが、新海誠監督の映画「天気の子」でも「君の名は。」で登場した立花瀧と宮水三葉が少しだけでてきます。ネタばれにならないよう詳細は書かない事にいたします。

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