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猛暑なので氷河の話。中国雲南省・玉龍雪山。

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 7月からの猛暑の後、8月中旬の長雨。そして再び猛暑。異常気象が続きますね。そこで今日は涼しい気分を味わうため2017年1月に氷河を見に行った話を書きます。
 観光客が気軽に見れる氷河。スイスのユングフラウヨッホが有名ですが、日本から遠すぎるため時間もお金もかかります。
 そこで比較的、日本から行きやすい氷河として中国雲南省・玉龍雪山があります。北半球で最南端にある氷河です。
 玉龍雪山は雲南省の麗江から行くことができます。

 麗江は標高2400mの都市です。少し走ると息が切れます。ここで少し体を慣らす必要があります。
 麗江からバスに乗って玉龍雪山の麓まで行きます。そして酸素ボンベを購入する必要があります。これがないと玉龍雪山で地獄を見ることになります。

 そしてロープウェイに乗って氷河のある所まで行きます。
 中国は世界一の人口です。観光地はどこも人だらけで玉龍雪山も例外ではありません。長蛇の列を並ぶ事にしました。

 ところで高所恐怖症の私なのでロープウェイは怖いです。恐怖に耐えながら乗りました。
 気を紛らわす方法は中国人との筆談です。日本語で「怖い」とつぶやくと注目を浴びます。日本人と伝えると会話につながります。中国語がわからなくても漢字がありますので筆談ができます。これがヨーロッパでしたら誰とも会話ができず恐怖におびえながらロープウェイに乗ることになります。

 ロープウェイを降りると標高4508mの世界です。氷河を見ることができます。
 酸素が薄いので少し早歩きしただけでも息がきれます。しかし係員の人達を見ますと平気で歩いたり走ったりしていました。
 そこから階段を登って標高4860mの所まで行く事ができます。空気が薄いです。酸素なしでは数歩階段を登っただけで息が切れます。

 酸素を吸いながらでも少し登っては休憩、少し登っては休憩の繰り返しでした。それでも登れる最高点の4860mの所までたどり着くことができました。
 4860mで息苦しいですが、ヒマラヤ登山のベースキャンプが5000mを超えていますので、想像を絶する環境だと感じました。

 麓におりますと、大自然を見る事ができます。池がきれいです。ここは標高2900m辺りです。少し走ると息が切れますので、のんびり歩きながら観光します。
 日本では味わえない体験をする事ができました。

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