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日中の美的感覚の違い。中国雲南省の九郷風景名勝区の洞窟

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 2017年1月、雲南省の九郷風景名勝区にあります洞窟へ行きました。
 昆明からバスで2時間。そこから別のバスに乗り換え1時間半の所です。

 まずはボートに乗ります。鍾乳洞を形成している川の見学のようですが、日本語の解説がないため、わかりませんでした。

 そしてボートから降りた後は洞窟散策です。洞窟の中はライトアップされていました。色鮮やかに照らし出された洞窟です。ここで日本と中国の違いを感じました。
 日本ですと自然光に近い形で洞窟を照らします。しかし中国では色鮮やかに照らしています。価値観、美的感覚の違いなので、優劣をつける事はできません。ただ、日本人にはない感覚でした。

 洞窟でも広い場所があります。そこでは少数民族(もしかして少数民族の姿をした漢民族?)が民族の踊りを見せてくれます。

 洞窟を出た後、リフトで登るのですが、この時はリフトが故障中だったため、山道を登ることになりました。
 一緒に居合わせていました中国人の家族づれと山道を登りました。小さい子供がいたので「加油」(がんばって)と声をかけると、すっかり打ち解けました。
 その後は言葉は通じなくても漢字で会話(筆談)ができます。そして別れ際には一緒に記念撮影しました。

 日本人と中国人。見た目は似ていますし、同じ漢字を使いますが、物事への感性の違いなどを見ますと、かなり違う面もあります。
 そのため顔つきが似ている上、漢字を使うから、お互いが「言わなくてもわかる」と思い込んだ結果、すれ違いが起こりそうだと感じました。

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