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北京オリンピックの開会式会場へ行きました。2008年の話です。

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 連日のように冬の北京オリンピックでの日本人選手の活躍が報道されています。
 昨日はスピードスケート女子1000mで高木美帆選手が金メダルが飛び込んできました。凄いですね。女子カーリングも準決勝進出。期待できますね。
 メダルの有無にかかわらず、世界の頂点を目指した選手の方々の真剣勝負を見ていますと、素晴らしいとしか言いようがないですね。

 北京オリンピックの会場から生中継と書きたい所ですが、コロナのために北京へ行けません。
 そこで今回の冬季オリンピックと2008年の夏のオリンピックの開会式が行われました鳥巣へ行った話を書きます。

 2008年5月下旬、夏の北京五輪前の様子を見に行きました。北京の緯度は盛岡と同じくらいなので涼しいと思いたい所でしたが、到着した日の気温31度。すっかり真夏の北京でした。翌日は35度になるという状態でした。
 暑いためペットボトルのお茶を飲みたくなりますが注意が必要です。中国のペットボトルのお茶は砂糖が入っている事が多いため、砂糖入りのお茶を飲むと、さらに喉が渇くという状態になります。三徳利(日本のサントリー)のウーロン茶も無糖と砂糖入りがありました。

 私は英語も中国語も話せませんが、日本人の特権「漢字が使える」を武器に北京を散策しました。
 ただ同じ漢字でも意味が大きく異なる物も結構ありますので注意が必要です。日本に絵葉書を送ろうと思い郵便局へ行って「手紙」と書いても通じません。中国語で「手紙」はトイレットペーパーだからです。そして切手を買おうと思って「切手」と書くと仰天されます。中国語では手を切ってくださいという意味だからです。

 開会式の会場(鳥巣)は北京の繁華街(王府井)から離れた場所にあります。今ですと地下鉄で行けますが、当時は急ピッチで鳥巣方面の地下鉄路線の建設を行っていましたので、路線バスで行きました。

 ところで地下鉄は中国語では「地鉄」と書きます。なんとなく意味がわかります。
 バスは中国語で「公共汽車」もしくは「公共車」です。中国語では「汽車」と書いて「自動車」という意味です。列車ではありません。混乱しそうですね。
 その上、バスの場合「巴士」という単語もあります。漢字だけですと意味がわからないですね。「巴士」は広東語由来の単語で英語のbusの音訳です。「公共汽車」と「巴士」の違いを日本語で例えますと「乗り合い自動車」と「バス」の違いみたいな物です。

 鳥巣に到着しました。オリンピック前でしたが、中ではスポーツイベントが開催されていましたので入ってみることにしました。
 入場料は40元(当時のレートで約680円)でした。当時の中国の出稼ぎ労働者の日当が約40元、大卒初任給が1500元を考えますと決して安くはありませんが、それでも多くの人が会場に入っていました。貧富の差の激しさを感じました。

 コロナのためオリンピック観戦のために北京へ行くことはできませんので、写真だけでも気分は北京旅行という内容にしました。

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