Blog

聖徳太子が開いた教林坊。滋賀県近江八幡市

ブログ

 5月15日、教林坊へ行きました。
 聖徳太子が605年に創建したお寺です。林に囲まれた地で教えを説いた事から教林坊と名づけられました。
 境内は写真撮影はできますが商用利用の場合、許可が必要なので、今回は入り口までの写真になります。
 もちろん写真についてド素人の私なので、私が撮影した写真よりも教林坊のホームページにあります写真をご覧になられた方が良い景色を堪能できると思います。

 駐車場から入口まで、ちょっとした山道を歩きます。その山道には仏教由来の言葉の解説が所々にありました。
 娑婆(しゃば)、釈迦力ですと仏教由来だとわかりそうですが、「微塵」や「兎に角」(とにかく)になりますと、人に教えてもらわないと仏教由来の単語だとは気づかないですね。

 ところで教林坊は織田信長の焼き討ちに遭いました。しかし、江戸時代に再建されました。そして庭園を造ったのは小堀遠州と言われています。
 庭園造りの名人の小堀遠州。近江出身の大名茶人(近江小室藩主)で徳川家の茶道指南役でもあります。遠江守の官職になった事から「遠州」と呼ばれています。
 近江の大名が「遠江守」という官位を授かるのは、なんだか不思議な感じがしますね。
 さて、小堀遠州の庭園は綺麗でした。琵琶湖のヨシを使った茅葺屋根の建物。風情がありました。

 沢山カエデが植えられていましたので紅葉の時期は初夏の雰囲気とは違った趣が感じられます。

 教林坊は4月~6月、10月と紅葉の時期のみ公開です。年中、公開ではありませんので、ご注意してください。

Share

Category

Archive

Recent posts