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蒲生氏郷が礎を築いた松阪。三重県松阪市

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 最近、ブログが更新できませんでしたが、久々に書く事にしました。
 7月24日、松阪へ行きました話を書きます。あの高級牛肉の松阪牛のある場所です。でも、名物は牛肉だけではありません。歴史の宝庫でもあります。

 戦国時代、近江・日野(現・滋賀県蒲生郡日野町)の豪族だった蒲生氏郷。
 本能寺の変の後、蒲生氏郷は豊臣秀吉に付きました。その後、軍功をあげ、その功績によって1584年に伊勢松ヶ島へ転封されました。
 蒲生氏郷は「伊勢松ヶ島」を「松坂」という地名にしました。「松」と豊臣秀吉が治める大坂の「坂」をつなげて松坂です。松坂の誕生です!
 余談ですが明治になって町制施行に伴い「松坂」から「松阪」と表記が変わりました。

 蒲生氏郷は近江・日野にいた商人も呼び寄せました。伊勢商人の誕生です。伊勢商人のついては別の機会に取り上げます。

 ところで蒲生氏郷は1556年生まれ。松阪に転封されたのは28歳です。28歳の青年が都市計画を行い、見事に成功させた。驚くべき事ですね。
 織田信長に才能を認められた上、気に入られたため、織田信長の娘と結婚しました。その後は豊臣秀吉に従いました。
 1590年、会津42万石の大名になりました。1年で奥州を平定して92万石の大大名になりました。しかし、1895年、40歳で若くして病死しました。
 蒲生氏郷が松坂を治めたのは6年です。6年間の間に商業都市・松坂にしたという、これも驚くべき事ですね。

 松阪は歴史の宝庫です。蒲生氏郷、伊勢商人以外にも国学の本居宣長の出身地でもあります。見所が多いです。
 そのため歴史散策していますと時間がどんどん過ぎていきます。しかも日帰り旅行だったため時間が足りません。
 高級牛をのんびり食べる贅沢はできません。そのため昼食は松阪牛は食べず、簡単に食べれますコンビニの菓子パンで済ませました。

 1枚目の写真は松阪城の城壁です。現在は天守閣はありません。
 2枚目は武家屋敷があった所です。現在でも1件、内部公開をしています。
 3枚目は伊勢商人・小津邸跡です。
 4枚目は三井家発祥の地です。三井高利の生家です。
 5枚目は松阪市のマンホールで絵柄が風鈴です。本居宣長が好んだ風鈴です。

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