Blog

京都の看板「離合困難」

ブログ

 「離合」という言葉。私は、昨年のブラタモリで初めて知りました。ネットでも話題になっていたそうです。
 「車のすれ違い」という意味で、主に福岡や山口周辺で使われる方言のようです。

 兵庫県育ちの私なので「離合」という言葉を知らなくても当然と思いました。でも、その後、関西人でも「離合」という言葉を知っている人を見かけたので、調べてみましたら、京都では多く使われ、大阪でも使う人がいるようでした。
 先日、京都市内の看板に「離合困難」と書かれた物を見ました。思わず「ホンマに京都では使うんや!!」と驚きました。

 私の周囲の人に聞き込み調査をすると、大阪育ちの友人は知らなかった上、大阪育ちの同僚も知らないでした。でも、別の大阪育ちの友人や、私の両親(大阪育ち)は知っていました。大阪では知っている人と知らない人で真っ二つだなぁと思いました。
 兵庫県育ちの私をはじめ、兵庫県育ちの友人や同僚も「知らない」でした。
 ただ、京都育ちの人が私の周囲にいないので、どれくらい京都で使われているのか聞く事ができませんでした。

 昔、朝日放送の番組「探偵ナイトスクープ」で、全国を調査して「アホ・バカ分布図」が話題になりました。ネット上で「離合の利用頻度分布図」を発見したとき、探偵ナイトスクープを思い出しました。

 福岡や山口の方言が、なぜか京都でも使われる。不思議ですね。

Share

Category

Archive

Recent posts