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古代の皇室ゆかりの地。私部(きさべ)・私市(きさいち)。大阪府交野市

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 7月7日、大阪府交野市にあります私部(きさべ)と私市(きさいち)へ行きました。どちらの地名も難読漢字ですね。
 私市の町並みは、のどかな雰囲気だった。

 ところで、なぜ「私」を「きさ」と読むのか調べてみると意外な事を知りました。
 大阪府のサイト: 私市のまちなみ(交野市)

 サイトの記事を読みますと次の事が書いていました。
 日本書紀に、天皇の后(キサキ)が用事をする所を私府(キサフ)。
 そこで農耕する人達を私部(キサベ)。私部の村「私部内」が訛って「私市(キサイチ)」と書いています。

 日本書紀に載っているため、交野市に私府があったのは奈良時代以前の話のようですね。
 「府」という字は役所という意味ですが、なぜ「私」の「府」なのか。

 勝手な仮説ですが、天皇の后が個人的な用事で使っていたので「キサキの個人的な役所」という意味で「私府」になったかもしれないですね。

 ところで交野に天皇の后が用事を行う役所があるのは何故か。これも勝手な仮説ですが、交野市と奈良県生駒市は隣同士なので奈良が近く、皇族が行き来していた可能性はありますし、継体天皇の樟葉宮が枚方にありますので、何か関係あるかもしれないですね。
 歴史を調べて見ますと、色々、疑問が出てきますね。

 

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