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正寿院の風鈴祭。京都府綴喜郡宇治田原町

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 10月になっても連日30度を超える暑さ。秋や冬は来なくなったと勘違いしそうですね。
 そこで今日は気分だけでも涼しくと思い、以前、正寿院の風鈴祭へ行った話を書きます。

 正寿院は通称・風鈴寺とも呼ばれているお寺で、夏になりますと風鈴祭りが行われます。
 お寺の境内にはたくさんの風鈴がありました。風鈴の音色が涼しさを感じさせました。

 客殿に入りますと天井には風神・雷神をはじめとした絵がありました。京都らしい舞妓の絵もありました。
 客殿の窓は猪目窓です。猪の目の形をしています。猪目は火除けや魔除けの文様として古くからあります。
 猪目はハートマークにも似ています。近年、インスタ映えするという事で正寿院の猪目窓が話題になっているようです。

 このお寺には鎌倉時代の仏師・快慶作の木造不動明王坐像があります。少し暗かったため見にくかったですが、800年も昔の仏師が彫った不動明王像が残っているのは凄いですね。
 私は仏像や美術の知識はゼロなのでウンチクは語れませんが、素人ながら「凄い、よく残っているものだ」と思いながら不動明王像を見ました。

 宇治田原町ですが、以前のブログ煎茶の製造法を考案した永谷宗円でも紹介しました通り、日本の煎茶の発祥の地です。風鈴、猪目窓、不動明王像を鑑賞した後は、おいしい煎茶や抹茶アイスを食べるのも良いですね。

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